長いこと入院してたのダ

1. はじめに

突然であるが、私 EISHIN にとって 2005年はいつもと趣が異なる年であった。生活パターンが他年とまったく違うのである。

私は今まで自宅の中でもホテルの室内でも無い場所で、こんなに長く住んだことはない。ウイークリーマンションには長く住んだことはあったが、これは(ボロい)ホテルの一種ということにしておこう。またプログラマ(私の職業)の慣例として、職場に住んだこともあるのだが、これは無かったということにしておいてください。。。

要するに私は病院に住んでいたのだ。すなわち入院生活である。過去(小学生の時)に入院は体験済みではあったが、こんなに長いのはなかった。それなのに今回は8ヶ月間の長期戦である。
これぐらい長く病院を棲家としていると、実に色々なことを初経験する。現時点では既に退院しているのだが、病院での経験を忘れないうちに書き留めておくことにした。

つまりこれは回想録(もしくは備忘録)である。回想して書いているので、すべてを思い出すことができない。事実と異なる箇所が出てくるかもしれないが、ご容赦いただきたい。もっとも行動や処置などの内容(コンテンツ？)は正しいつもりである。ただそれらのコンテンツが何月何日に起こったか、正確に覚えていないだけで。。。
というわけで、コンテンツに(あえて)ウソの月日を当てはめている場合もあるので、そのつもりでお願いします。

ところでこれは日記ではないので、内容が時系列に並んでいるとは限らない。半分ぐらいは時系列なのでだが、後の半分は項目別とした。これによってブログと差別化してみました、というわけではない。単に日付が思い出せないだけなので、項目別の方が楽なのだ。
なお、なぜリアルタイムな日記ではなく、回想録にしたのか？これは「身体的な理由」「心情的な理由」等、いろいろあるので一概には言えないのである。

そういえば、何の病気で入院してたのか書いてなかった。詳しくは後述するが、今はただ Leukemia とだけ書いておこう。