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![]() [メールフォーム] [更新履歴] 続編: [些細な出来事なのダ]
[些細な出来事なのダ] に続く...
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![]() 前にも書いたが、私が入っているクリーンルームは二人部屋である。そのうち私はずっとココにいたが、もう一人は結構頻繁に交代していた。そこでこのもう一人の住民について、時系列で記述することにする。 IB氏(50歳代ぐらい) 何となく閉鎖的な人。とにかくイビキが異常にデカイ。デカ過ぎる!! それに比べれば、私のイビキなんか寝息程度だ(言いすぎ)。 私は看護婦さんに言って睡眠安定剤をもらった。それでも、いったん夜に起きてしまうと眠れなくなる。完全に寝不足だ。寛解導入療法の時期の一番身体がきつい頃だったので、シャレにならない。 とりあえず、夜に起きてしまった時は、看護婦さんにIB氏を起こしてもらうことになった。しかしIB氏はまたすぐに寝てしまうので、あまり解決にならず!! ある夜、私はついに緊急避難することになった。避難先は懐かしの「無菌室」だ。私はクリーンルームにいるので、それと同等かそれ以上にクリーンな部屋となると、無菌室しか空いてなかった。無菌室も快適なわけではないが、ココよりずっと良い。 なお次の日からは、なぜかIB氏の方が毎夜無菌室に泊まるパターンに変わっていた。看護婦さんがIB氏をどのように説得したのかは、知らないが。。。 このIB氏の無菌室宿泊は1週間ぐらい続いた。そしてその後、個室のクリーンルーム(というのがあるらしい)に移っていった。 KW氏(70歳代ぐらい) 職業は歯医者さん(過去形?)。M歯科医院の M先生といい、どうも私は歯科医に縁があるらしい。私がこの部屋の中で、一番仲良かった人!! 人としゃべることが大好きで、しょっちゅうロビーに行っているようだ。このロビーは談話室の役目もしている。ちなみにそこでは、いつも話の中心にいた。 また年齢が高いにも関わらず(失礼)、パソコンやデジタル家電好き!! ただ難点は、自分のベット上では独り言が多いこと。 クリーンルームを出た後は、同じ階の一般病室に入った。ロビーで良く会うので、ちょくちょく会話をする関係が続く。 彼は2005年7月末に退院。その直前、退院の挨拶に来られた。 OT氏(50歳代ぐらい) このクリーンルームに入ってきた時は既にかなり調子が悪かった。酸素吸入の音が聞こえる。1日ぐらい滞在して、その後もっとクリーンな部屋("個室のクリーンルーム" or "無菌室")に移っていった。。。 NK氏(60歳代ぐらい) 物静かな人。といっても非社交的というわけでは無く、私やYUKOとは、結構会話をしていた。私がこのクリーンルームで気に入ってた数少ない人の一人。病気のせいでトイレが非常に近くなった時期があり、夜は尿瓶を使うので、匂いが気になった。 なおこのNK氏は、このクリーンルームから直接退院。その後、YUKO は外来で一度会ったことがあるそうである。 SO氏(40歳代ぐらい) 数々の奇癖を持ち、不可解な行動を取り続けた人。本当に怖かった!! 思い出したくないので、これ以上書かない。。。 なおこの時も1泊「無菌室」のお世話になった。 彼は数日後、"個室のクリーンルーム" に移動。 TB氏(70歳代ぐらい) タバコ臭い!! HS病院は、私の入院途中に完全禁煙になった。といっても、やはり非公式に入院患者用の喫煙所が存在する。 TB氏は完全禁煙の後に入ってきたので、ソコで吸っているようである。別にクリーンルームの中で喫煙しているわけでは無いが、彼の服などに付いた臭いは消えるものではない。一度臭すぎた時は、看護婦さんに病室内に消臭スプレーを撒いてもらった。 数日後に一般病室に移動。 SK氏(50歳代ぐらい) とても非社交的な人。奥さんはほぼ毎日それも長時間 "見舞い" にくるのだが、この人も非常に非社交的だ!! この夫婦は互いに(悪い意味で)依存し合っているみたいである。 SK氏はピチャクチャ音を立ててモノを食べるので、とても耳障り。仕方が無いので私は食事時間中、ヘッドホンでラジオを聴くことによって、対処することにした。 またSK氏の奥さんの方はというと、ずっと風邪を引いてて頻繁に咳をするにも関わらず、マスクもせずに長時間居座っている。風邪がうつるではないか!! こちらは白血球が少ないので、感染したら大変なんだゾ。 その上、看護婦さんに言ってもらったり私が怒鳴ったりしたら、マスクを着用してくれるのだが、三日坊主ですぐに外してしまうノダ。それでとうとう、夫(SK氏)にうつしてしまったようである。にも関わらず、夫は何も言わない。どうしてそこまで平気でいられるのかが、とっても不思議。。。 ちなみにこのSK氏も、このクリーンルームから直接退院。 と思ったら、数ヵ月後に再入院したらしい(YUKO情報)。その時期、私は無菌室で出入り禁止だったので、直接は見ていないのだが。。。 しかしSK氏はその後、病室を転々とした後、(私の)隣の無菌室に入ってきた。同室というわけではないが、出入り口が開放されているので声などが聞こえる。精神的にいい気分では無い!! SM氏(60歳代ぐらい) この人もタバコを吸う。おまけにクーラーが効き過ぎて寒い、などと言い出す。私としては長期間ココに住んでいるので、最適な温度調整をしているつもりだ。しかし "タコなエアコンのリクツ" (前述) を理解できない看護婦さんは、「寒すぎる」というリクエストに素直に答え、設定温度を上げてしまう。私の意向などまったく聞かないで。。。 当然私は「タバコの臭いを我慢する」に加え、「室温に関して我慢する」ことまで強いられることになる。それに対して、SM氏は自分の我を通しているのだ!! さらにSM氏は多くの時間をロビーで過ごしたり、タバコを吸いに行ったりしている。つまりクリーンルームにいる時間が短い。それによりSM氏自身が感染するのは一向に構わないのだが、さらに私にうつったらどうするんだヨ!! 彼もクリーンルームに入るぐらいだから、白血球は少ないはずである。それなのに自分の病気に対する意識が低すぎる。 結局、同室の人は4人連続でハズレだ!! 他の要因もあり、さすがの私も感情的になった。必要以上に看護婦さんに強く言ってしまう!! SM氏が入った翌日、婦長さんの勧めもあって、私は「無菌室」に移ることにした(6月24日) SM氏よ、バイバイ。。。 追記1) 私のクリーンルームのある階は、年寄りの患者が多い。そのせいかマナーを知らない輩が多すぎる!! 特にトイレの使い方が悪い。ヨゴしても全然平気なのだ。不愉快な思いは数知れず。。。 それよりも何も、ソレが原因で感染したらどうしてくれるんダ!! ちなみにこの階は、血液内科と泌尿器科の患者が入院している。このうち泌尿器科患者が鈍感なのはまだ分かる。しかし血液内科の患者にもマナーがなってない人がたくさんいるのは、どういうことなんだ。この科の患者は白血球が少ない人が多い。自分で自分の首を絞めているんだゾ!! もっと自覚を持ってもらいたいものだ。。。 無菌室の時は良かったナ。部屋にトイレが付いているので自分専用だ。(トイレが)別室になっているわけではないので、ちょっと難もあるが。しかし汚い共同トイレよりは、よっぽどマシである!! 特に6月24日からの無菌室入りの際は、本当にそう思ったヨ。 追記2) HS病院の看護婦さんは若くて綺麗な人が多い。福岡市および近郊の病院には幾つも行ったことがあるが、ピカ一である。これはラッキーなことであった!! 追記3) 病室の前には入院患者のネームプレートが貼ってある。HS病院の場合、そのネームプレートの横に "一色だけの小プレート" が貼られていたりする(無い人もいる)。小プレートの種類は "無し"、"黄色"、"赤" の3通りだ。 この意味を訊いたことはないが、何となく分かるヨネ!! YUKO は看護婦さんに訊いてみたらしいが、本当のことを話してくれなかったそう。なお途中で種類が変わる人もいるようだ。 ちなみに私は常に "黄色"。。。
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