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[些細な出来事なのダ] に続く...
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[ 番外編 ]
◆◇◆◇ 私も入院したのダ ◆◇◆◇
by YUKO
7. 退院までのこと とまあ、以上の様な感じで入院生活を送ってきた私だったが、ついに先生から
疑問だったのは「何のウィルスか分らないままで良いのか?」ということだったが、旦那の主治医とも打ち合わせてみて「OK」という事になったらしい。もう症状が無くなっているので調べようが無く、留めておく必要もないのだ。 ちょうどインフルエンザにかかった人のようなもの。症状が治まれば健康な人に戻るって事である。私の場合は(旦那と違って)簡単だ。 「退院したら、もう旦那の病棟に行ってもいいですか?」 「主治医の先生と相談してみましょう。たぶん長時間でないなら、いいと思います」 おおー、それなら完璧だ。 早速、旦那にTEL。旦那、大喜びであった。おりしも隣のオジイのワガママのせいでキレまくっていた旦那も、無菌室へお引越しがかない、少し精神的に楽になった頃であった。良かった、良かった。これでストレスはぐっと減る事だろう。さらに電話代も減る事だろう。 恥ずかしながら、私達は毎日3回(時にはそれ以上)、食事後電話しておりました(時間はまちまち)。そのため、日頃電話代が少ない我が家が、この1週間で3万近い電話代がかかった様でございます。 恐ろしいことでございます。1週間で退院できたのは天の助けでございました。 そのほかにも病院で楽しみのない生活を送る際、唯一の楽しみ、1日1回の売店詣。ここで新聞買って、新聞だけでは駄目なときは文庫本買って。と言うのが、私の毎日の楽しみだった。 だけど本の品揃えは悲しいほど無い。その中から無理やり選んで買ったりしても、(すぐに読んじゃって、)次の日また売店に行っちゃたりしたのよね〜。元気になってくると、もう退屈で退屈で・・・ 売店が唯一、お外の世界との接点みたいな・・・・ 入院している時ってこんな所も寂しいねー。 イマドキの都会の病院では、コンビニが院内にあるそうな。すばらしいアイデアだなー、と思う。もっと地方の病院でも進めてほしい。 私みたいなショートステイの人でもこれだけ売店行ったんだもの、きっと、もっと入院している人は切実に必要としていると思う。患者に優しい病院化が今盛んに言われてますので、ぜひ実現してほしいものです。 ところで、私が退院したのは土曜日、病院の外来が混む日だ。ひたすら、"許可が下りて会計が精算に呼びに来る" のをじっと待つ。そういえば、入院するときもじっと待ったけなー。あん時は検査結果だったけど。 そして「退院後の通院についての連絡」や「治療計画書」および薬を貰い、精算のため病室を後にした。 さらば、いろんなレディ達よ。どうかお達者で・・・・ 病院の外来へ行き、入院費を精算する。クレジットカードで。 ウチは旦那の入院費もカード払いだ。あまりに大金なので、院内にあるATMで下ろして払いに行くのも不安なのである。 ということで、途中で現金払いから切り替えた(最近じゃ、ATMでカード情報を盗まれる事件も多いしね。カード払いでポイントもどっさりよん!) 外に出るとムワーッと焼けた空気。タクシーに乗り込んで、自宅へと向う。 ふと、通りを見ると飾り山が立っていた。もう真夏だ。 さ、旦那とともに頑張るぞ〜 と思う私でした。 --- おわり --- <<< P.S. >>> 無事退院できた私は早速、翌日、旦那の病棟に着替えと飲み物(水)を持って行った。 廊下であった看護助手の人に、
ナースステーションでも、
きれいな看護婦さんたちはすごく心配してくれてた。 HS病院血液内科の皆さん、本当にありがとうございました!
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