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続編:
[些細な出来事なのダ]


1.  はじめに
2.  入院までの道のり
3.  HI病院 の住み心地
4.  入院その後、そして。。
5.  告知
6.  寛解導入療法
7.  お見舞いアリガトウ
8.  地固め療法
9.  福岡西方沖地震
10.  ダブル入院!?
11.  クリーンルームの住民
12.  再び「無菌室」へ
13.  退院へ
14.  一般病室のこと
15.  入院中に買ったモノ
16.  退院!!
17.  自宅療養
18.  復職後
19.  2006年の出来事
[1][2][3][4]
20.  2007年の出来事
[1][2][3][4]
21.  2008年の出来事
[1][2][3][4]
22.  2009年の出来事
[1][2][3][4]
23.  2010年の出来事
[1][2]
24.  あとがき

[些細な出来事なのダ]
に続く...


[ 番外編 ]
-  私も入院したのダ -
by YUKO

1.  入院
2.  眠れぬ病室の夜
3.  治療前の事
4.  闘病仲間
5.  その後
6.  洗濯 & HS温泉
7.  退院までのこと



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14. 一般病室のこと

◎ 血液内科の一般病室

2005年8月12日、一般病室に移る。
HS病院血液内科の一般病室は3人部屋だ。他の科の一般病室は定員がもっと多いらしいので、少しはマシである。
ちなみにわたしのベットは最も廊下側にあった。当然、外の景色は見えない。閉塞感があるが、とりあえず一週間のガマン(予定)!!

一般病室はクリーンルームと異なり、手洗いや冷蔵庫が部屋に付いていない。代わりに各階に1箇所ずつ設置されている共同スペースを使用する。
このうち共同の冷蔵庫は、たくさんの人が使うにも関わらずサイズが小さい。ミネラルウォーター(500ml)を数本入れると一杯になってしまった。仕方が無いので、ほとんどの飲み物は YUKO に家に持って帰ってもらう。

なお当然、トイレやシャワーも共同である。
これらも含め、共同スペースに行く時はマスクをしなければいけないので、面倒くさい。

テレビはクリーンルームと同じで有料である(テレビカード使用)。もちろんイヤホンで聴くことになる。
エアコンはMAXにしても少し暑い。無菌室は結構涼しくすることができたので、ちょっと不快である。しかし寒暖の差が激しすぎるクリーンルームよりはマシ!!

ちなみにこの部屋の壁にも「酸素吸入」用プラグが付いているのだが、このプラグがあるのは廊下側のベット(すなわち私のいるところ)だけである。
このプラグについての話。15日の夜、外泊から帰ってくるとプラグに酸素吸入器が付いていた。当然酸素吸入をしているのは私では無いので、他の二人のうちどちらかである。しかしカーテンで仕切られているので、誰だか分からなかった。

17日、婦長さんから窓側のベットに移って欲しいと言われる。現在窓側にいるWK氏とのトレードである。実は酸素吸入をしていたのは、このWK氏であった。このままでは酸素吸入の管が長すぎるので、プラグのすぐそばに移動させる必要があるとのこと。

普通だったら窓側に移れることは嬉しいんだけど、あと数日で退院するつもりなので引越しが面倒くさい!! 私の場合、他の患者より荷物が多いし、いろいろ配線しているので大変なんだよネ。再配線は看護婦さんには出来ないし。。。
まぁ、しょうがないので何とか引っ越した。しかし引っ越した後にこの部屋の窓はスリガラスだということに気が付いた。ちなみに冷房が掛かっているので、窓は開けられない。
結局、外は見えないじゃないの!!


◎ 一般病室の住民

無菌室から一般病室に移る際、看護婦さんに移動先への要望(特に同部屋にいる他の住民について)を出していた。当然、他の住民が非喫煙者であることも希望。
しかし入居後しばらくして、他の患者が二人とも喫煙者であることが判明する。要望は完璧に反故にされたわけだ。
あんまり臭くなかったので問題にはならなかったが、腹が立つ!!

BK氏(80歳代ぐらい)
ボケじじい。3人部屋の真ん中にいる。
声がバカでかく、しかも何十回も同じことを言う。とてもウザい。看護婦さんや身内の人がいない時は静かなのだが。。。
ある日、看護婦さんが彼の治療のために一時間以上付き添っている時があった。その間BK氏はしゃべりっぱなし。勘弁してくれ!! 当初はヘッドホンで音楽を聴いてやりすごしていたのだが、それでもウザい声は聞こえてくる。
しまいにゃ私もキレた。ヘッドホンをはずし、病室内にそのまま音楽を鳴らしてやったのだ。悪いことだということは当然分かっているだが、同じぐらいの音を出して何が悪い、という感じ!!
慌てた YUKO が看護婦さんを呼んできたので、惨状を訴えた。看護婦さんが悪いわけでは無いのだが。。。 ちなみに音はすぐに消しましたヨ。あしからず。
他にもこんなことがあった。
BK氏は夜、尿瓶を使っているのだが、尿瓶入り口とはズレた状態で尿をしたらしく、床にブチマケたのだ。看護婦さんがその場で拭いたらしいが、深夜だったので拭き残しが。朝見ると、水溜りが残っていた。とてもイヤな感じである。。。
このようにいろんなことがあったにも関わらず、当のボケじじいは全然平気なのであった!!

WK氏(20歳代ぐらい)
最初は窓側にいたが、後に私とトレードして廊下側に!!
車椅子を使っている関係上、自分ではいろんなことが出来ず、しょっちゅうナースコールを押し用事を頼んでいた。ちょっとウルサい。ただ何日かすると体調が悪くなってきたのか、ナースコールの回数も減ってきた。なお酸素吸入しているにも関わらず、タバコを吸いに行こうとするのが信じられない!! (許す病院側もオカシイ)
なぜかBK氏とは普通に付き合っているようだ。例の尿瓶事件では彼の方が被害が大きかったのだが。。




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